第141回(2015年11月15日)の日商簿記検定が近づいてきました。
簿記2級に関して、今年の試験は範囲が変更する境目の試験のため、注意が必要です。
今回の試験ではどのような問題が出題されるのか、予想しました。
大切なのは、予想した分野だけしか勉強しないのではなく、苦手な分野があれば解けるようになっておくのが正しい学習法です。苦手な分野はテキストや総仕上げ問題集を使って復習しておきましょう。
テキストや総仕上げ問題集が解けるようになっていれば、70点以上は確実に得点できます。
試験直前に実力が伸びますので最後まで諦めずに頑張ってください!
■日商簿記3級
第1問 仕訳(20点)
1当座借越
2固定資産の売却
3割引手形
4仮受金の精算
5引出金
第2問 補助簿(10点)
・補助簿の選択問題
第3問 残高試算表(30点)
・二重仕訳が発生する問題
・為替手形に注意
第4問 勘定の記入(10点)
・経過勘定(前払、未払、前受、未収)の勘定記入
第5問 損益計算書と貸借対照表(30点)
【補足】
その他、出題可能性が高いのは次のとおり。
・第2問 小口現金出納帳、商品有高帳の記入
・第4問 伝票会計の問題、理論の穴埋め問題
■日商簿記2級
<商業簿記>
第1問 仕訳(20点)
1合併(株式を渡す場合)
2消費税
3固定資産の買い換え
4賞与引当金
5株主総会での繰越利益剰余金の処分
第2問 銀行勘定調整表(20点)
第3問 貸借対照表と損益計算書(20点)
・満期保有目的債券の償却原価法
・期中取得の建物の減価償却費を分けて計算する
・200%定率法で減価償却を行う。
<工業簿記>
第4問 個別原価計算(20点)
・材料費、労務費、経費などの資料から、製造原価報告書と損益計算書を作成する問題
第5問 直接原価計算(20点)
・CVP分析
・損益計算書
【補足】第1問は、特殊商品売買、社債、繰延資産の可能性は極めて低いです。一方、固定資産や有価証券、引当金からの出題可能性が高いと考えられます。
もし、難解な問題が出た場合、捨て問ですから、他の基本的な問題を確実に正解することが大切です。変な問題に時間を使わないように注意しましょう。
第2問は、銀行勘定調整表、勘定記入、株主資本等変動計算書の問題が予想されます。それぞれについて、仕訳との対応関係を理解しておきましょう。
第3問は、貸借対照表と損益計算書の問題が短時間で解けるように練習しておきましょう。最近は問題のボリュームが多い傾向が続いています。
第4問、第5問について、工業簿記は範囲が広く、すべての分野の出題可能性は同じ状況です。苦手分野を作らないことが重要ですから、出題予想の内容ではなく、苦手な分野を克服する学習を進めていきましょう。
その他、出題可能性が高いのは次のとおり。下記の論点も解けるようになっておきましょう。
<商業簿記>
・第1問 増資と株式交付費、商品保証引当金、修繕引当金
・第2問 勘定記入の問題(固定資産、有価証券、給与)、株主資本変動計算書の問題
・第3問 精算表、本支店会計の問題(合併損益計算書と合併貸借対照表)
<工業簿記>
・第4問 本社工場会計の仕訳の問題
・第5問 工程別総合原価計算(仕損あり)
簿記2級に関して、今年の試験は範囲が変更する境目の試験のため、注意が必要です。
今回の試験ではどのような問題が出題されるのか、予想しました。
大切なのは、予想した分野だけしか勉強しないのではなく、苦手な分野があれば解けるようになっておくのが正しい学習法です。苦手な分野はテキストや総仕上げ問題集を使って復習しておきましょう。
テキストや総仕上げ問題集が解けるようになっていれば、70点以上は確実に得点できます。
試験直前に実力が伸びますので最後まで諦めずに頑張ってください!
■日商簿記3級
第1問 仕訳(20点)
1当座借越
2固定資産の売却
3割引手形
4仮受金の精算
5引出金
第2問 補助簿(10点)
・補助簿の選択問題
第3問 残高試算表(30点)
・二重仕訳が発生する問題
・為替手形に注意
第4問 勘定の記入(10点)
・経過勘定(前払、未払、前受、未収)の勘定記入
第5問 損益計算書と貸借対照表(30点)
【補足】
その他、出題可能性が高いのは次のとおり。
・第2問 小口現金出納帳、商品有高帳の記入
・第4問 伝票会計の問題、理論の穴埋め問題
■日商簿記2級
<商業簿記>
第1問 仕訳(20点)
1合併(株式を渡す場合)
2消費税
3固定資産の買い換え
4賞与引当金
5株主総会での繰越利益剰余金の処分
第2問 銀行勘定調整表(20点)
第3問 貸借対照表と損益計算書(20点)
・満期保有目的債券の償却原価法
・期中取得の建物の減価償却費を分けて計算する
・200%定率法で減価償却を行う。
<工業簿記>
第4問 個別原価計算(20点)
・材料費、労務費、経費などの資料から、製造原価報告書と損益計算書を作成する問題
第5問 直接原価計算(20点)
・CVP分析
・損益計算書
【補足】第1問は、特殊商品売買、社債、繰延資産の可能性は極めて低いです。一方、固定資産や有価証券、引当金からの出題可能性が高いと考えられます。
もし、難解な問題が出た場合、捨て問ですから、他の基本的な問題を確実に正解することが大切です。変な問題に時間を使わないように注意しましょう。
第2問は、銀行勘定調整表、勘定記入、株主資本等変動計算書の問題が予想されます。それぞれについて、仕訳との対応関係を理解しておきましょう。
第3問は、貸借対照表と損益計算書の問題が短時間で解けるように練習しておきましょう。最近は問題のボリュームが多い傾向が続いています。
第4問、第5問について、工業簿記は範囲が広く、すべての分野の出題可能性は同じ状況です。苦手分野を作らないことが重要ですから、出題予想の内容ではなく、苦手な分野を克服する学習を進めていきましょう。
その他、出題可能性が高いのは次のとおり。下記の論点も解けるようになっておきましょう。
<商業簿記>
・第1問 増資と株式交付費、商品保証引当金、修繕引当金
・第2問 勘定記入の問題(固定資産、有価証券、給与)、株主資本変動計算書の問題
・第3問 精算表、本支店会計の問題(合併損益計算書と合併貸借対照表)
<工業簿記>
・第4問 本社工場会計の仕訳の問題
・第5問 工程別総合原価計算(仕損あり)