試験お疲れ様でした。
まずは試験の事を忘れて、我慢していたことや好きなことをしてゆっくり休んでください。
日商簿記検定の公式な配点は公表されませんので、専門学校の解答で70点以下の方も実際の点数はわかりませんから、合格発表までは気にしなくて大丈夫です。
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◆解答速報
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◆出題内容(随時更新)
■簿記3級
第1問 仕訳
1手形借入
2土地の購入
3修繕費
4固定資産税の支払い-店主分を引出金
5貸倒
第2問 補助簿から仕訳を書く
第3問 合計試算表
第4問 勘定の記入-減価償却費の直接法と間接法
第5問 精算表
<解く順番>
第1問→第2問→第4問→第3問→第5問
<ポイント>
すべて過去問通りの基本的な問題で今回は合格率が高くなりそうです。第3問の合計試算表を残高試算表と間違うと厳しいです。
<目安>
第1問 16点
第2問 8~10点
第3問 24~30点
第4問 8~10点
第5問 21~24点
合計 73~90点
<予想合格率>
今回は基本的な問題だけでしたので、簡単な回でした。合格率は50%程度ではないでしょうか。
■簿記2級
商業簿記
第1問 仕訳
1建設仮勘定
2長期前払費用
3定期預金の満期と預け入れ
4修繕引当金
5固定資産税と不動産取得税
第2問 固定資産の総合問題
問1 平成25年度の減価償却費の総額を計算
問2 備品Aの固定資産売却損を計算
問3 平成26年度の減価償却費の総額を計算
問4 備品勘定、備品減価償却累計額勘定の記入
問5 備品Bの固定資産除却損を計算
問6 備品Bが定率法で償却率だった場合(200%定率法、償却率25%)の固定資産除却損を計算
第3問 貸借対照表の作成と損益計算書の売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益を計算
工業簿記
第4問 製造間接費の部門別計算
問1 直接法による予算部門別配賦表の記入
第1製造部の予定配賦率を計算
第2製造部の予定配賦率を計算
問2 第1製造部の製造間接費勘定の記入(固定予算の差異分析で、予算差異と操業度差異を求める)
第5問 直接原価計算
問1 直接原価計算の損益計算書の記入
問2 CVP分析による損益分岐点売上高を計算
問3 CVP分析による営業利益140,000円を達成する売上高の計算
<解く順番>
第1問→第2問→第4問→第5問→第3問
第1問→第5問→第4問→第2問→第3問
<ポイント>
今回は解く順番が大切です。工業簿記は短時間で解けるので、先に解きましょう。
満点防止の難しい問題が出題されていますが捨て問です。70点以上で合格できる試験ですから、簡単な問題で正解することが大切です。また第3問で時間をかけすぎないことが重要です。
・第1問
仕訳の問題がこれまでの出題と傾向が違いますが、簡単な問題を正答すれば十分です。特に小問3は受取利息に関する源泉税の問題ですから捨て問です。実務では銀行から受け取る利息の金額は予め源泉税が控除されていますが、これは税理士試験や会計士試験で法人税法を学んでいないと知りません。
小問1 3回分割払いの最終回分10,000,000円をまず、建設仮勘定に振り替えます。本来は全額が建物になるはずですが、指示があるので一部を修繕費に計上します。
小問2 指示に従い、長期前払費用に計上し、1か月分を広告宣伝費に計上します。勘定科目を「普通預金」と書かないといけない点にも注意が必要です。
小問3 捨て問です。何をしているのか説明すると、受取利息150,000-源泉税30,000=定期預金の増加額(入金額)120,000となります。
小問4 簡単です。勘定科目を「普通預金」と書かないといけない点に注意が必要です。
小問5 固定資産税は租税公課、土地の取得にともなる付随費用(不動産取得税)は土地の取得価額として処理されます。固定資産税は分割払いの納税通知書が届きますが、費用として全額計上します。
・第2問
問6は難しいですが、他の部分は基本的な問題です。問6の200%定率法(法人税法の計算方法ですが、簿記1級以上で学びます)は習っていませんので、間違っても合否に関係ありません。
・第3問
時間がかかりますので、第3問は最後に解きましょう。
答案用紙に記入するために、勘定科目の集計や記入の作業が多いので時間がかかります。損益計算書を下書きに自分で書かないといけませんので、利益を記入する問題は難しかったと思います。
・第4問
基本的な問題です。満点を取りやすい問題ですが、固定予算の差異分析は間違っても大丈夫です。
・第5問
予想通り直接原価計算の問題でした。過去問と同じですので、ここは満点を取っておきたいです。
問1 全部原価計算の損益計算書を見て、直接原価計算の損益計算書を記入する問題です。期首、期末の仕掛品や製品の在庫がありませんので、固定費調整を考える必要はありません。また、期首、期末の仕掛品や製品の在庫がない場合、全部原価計算の営業利益と直接原価計算の営業利益が一致します。
問2 CVP分析による損益分岐点売上高を計算をします。
<解説>
公式:売上-変動費-固定費=利益
→損益分岐点では利益が0円となる。損益分岐点の販売個数を■個とすると
→売上@400×■個-変動費@260×■個-固定費287,000=利益0
→■個=2,050個
→売上は@400×2,050個=820,000円(解答)
問3 CVP分析による営業利益140,000円を達成する売上高の計算をします。
<解説>
公式:売上-変動費-固定費=利益
→営業利益が140,000円となる販売個数を■個とすると
→売上@400×■個-変動費@260×■個-固定費287,000=利益140,000
→■個=3,050個
→売上は@400×3,050個=1,220,000円(解答)
<目安>
第1問 8~12点
第2問 16~18点
第3問 12~14点
第4問 16~20点
第5問 20点
合計 72~84点
<予想合格率>
今回は商業簿記で一部捨て問が出ており、第3問の計算量が多かったので、簡単だった工業簿記で満点近く得点できないと合格は難しいです。
合格率は30%程度ではないでしょうか。
おまけ:簿記2級は実務で使う内容(利息の源泉税、定率法)が出ています。これらは満点防止の問題ですから、対策は難しく、また対策しても合否とは関係がありません。簡単な問題を確実に得点できるように苦手な分野を作らないことが大切です。
また、最近の出題を見ると、実務的に役立つ分野を出題しており、実務でほぼ使われていない、伝票会計、特殊仕訳帳、本支店会計は出題される頻度が少なくなるのかもしれません。
まずは試験の事を忘れて、我慢していたことや好きなことをしてゆっくり休んでください。
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■簿記3級
第1問 仕訳
1手形借入
2土地の購入
3修繕費
4固定資産税の支払い-店主分を引出金
5貸倒
第2問 補助簿から仕訳を書く
第3問 合計試算表
第4問 勘定の記入-減価償却費の直接法と間接法
第5問 精算表
<解く順番>
第1問→第2問→第4問→第3問→第5問
<ポイント>
すべて過去問通りの基本的な問題で今回は合格率が高くなりそうです。第3問の合計試算表を残高試算表と間違うと厳しいです。
<目安>
第1問 16点
第2問 8~10点
第3問 24~30点
第4問 8~10点
第5問 21~24点
合計 73~90点
<予想合格率>
今回は基本的な問題だけでしたので、簡単な回でした。合格率は50%程度ではないでしょうか。
■簿記2級
商業簿記
第1問 仕訳
1建設仮勘定
2長期前払費用
3定期預金の満期と預け入れ
4修繕引当金
5固定資産税と不動産取得税
第2問 固定資産の総合問題
問1 平成25年度の減価償却費の総額を計算
問2 備品Aの固定資産売却損を計算
問3 平成26年度の減価償却費の総額を計算
問4 備品勘定、備品減価償却累計額勘定の記入
問5 備品Bの固定資産除却損を計算
問6 備品Bが定率法で償却率だった場合(200%定率法、償却率25%)の固定資産除却損を計算
第3問 貸借対照表の作成と損益計算書の売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益を計算
工業簿記
第4問 製造間接費の部門別計算
問1 直接法による予算部門別配賦表の記入
第1製造部の予定配賦率を計算
第2製造部の予定配賦率を計算
問2 第1製造部の製造間接費勘定の記入(固定予算の差異分析で、予算差異と操業度差異を求める)
第5問 直接原価計算
問1 直接原価計算の損益計算書の記入
問2 CVP分析による損益分岐点売上高を計算
問3 CVP分析による営業利益140,000円を達成する売上高の計算
<解く順番>
第1問→第2問→第4問→第5問→第3問
第1問→第5問→第4問→第2問→第3問
<ポイント>
今回は解く順番が大切です。工業簿記は短時間で解けるので、先に解きましょう。
満点防止の難しい問題が出題されていますが捨て問です。70点以上で合格できる試験ですから、簡単な問題で正解することが大切です。また第3問で時間をかけすぎないことが重要です。
・第1問
仕訳の問題がこれまでの出題と傾向が違いますが、簡単な問題を正答すれば十分です。特に小問3は受取利息に関する源泉税の問題ですから捨て問です。実務では銀行から受け取る利息の金額は予め源泉税が控除されていますが、これは税理士試験や会計士試験で法人税法を学んでいないと知りません。
小問1 3回分割払いの最終回分10,000,000円をまず、建設仮勘定に振り替えます。本来は全額が建物になるはずですが、指示があるので一部を修繕費に計上します。
小問2 指示に従い、長期前払費用に計上し、1か月分を広告宣伝費に計上します。勘定科目を「普通預金」と書かないといけない点にも注意が必要です。
小問3 捨て問です。何をしているのか説明すると、受取利息150,000-源泉税30,000=定期預金の増加額(入金額)120,000となります。
小問4 簡単です。勘定科目を「普通預金」と書かないといけない点に注意が必要です。
小問5 固定資産税は租税公課、土地の取得にともなる付随費用(不動産取得税)は土地の取得価額として処理されます。固定資産税は分割払いの納税通知書が届きますが、費用として全額計上します。
・第2問
問6は難しいですが、他の部分は基本的な問題です。問6の200%定率法(法人税法の計算方法ですが、簿記1級以上で学びます)は習っていませんので、間違っても合否に関係ありません。
・第3問
時間がかかりますので、第3問は最後に解きましょう。
答案用紙に記入するために、勘定科目の集計や記入の作業が多いので時間がかかります。損益計算書を下書きに自分で書かないといけませんので、利益を記入する問題は難しかったと思います。
・第4問
基本的な問題です。満点を取りやすい問題ですが、固定予算の差異分析は間違っても大丈夫です。
・第5問
予想通り直接原価計算の問題でした。過去問と同じですので、ここは満点を取っておきたいです。
問1 全部原価計算の損益計算書を見て、直接原価計算の損益計算書を記入する問題です。期首、期末の仕掛品や製品の在庫がありませんので、固定費調整を考える必要はありません。また、期首、期末の仕掛品や製品の在庫がない場合、全部原価計算の営業利益と直接原価計算の営業利益が一致します。
問2 CVP分析による損益分岐点売上高を計算をします。
<解説>
公式:売上-変動費-固定費=利益
→損益分岐点では利益が0円となる。損益分岐点の販売個数を■個とすると
→売上@400×■個-変動費@260×■個-固定費287,000=利益0
→■個=2,050個
→売上は@400×2,050個=820,000円(解答)
問3 CVP分析による営業利益140,000円を達成する売上高の計算をします。
<解説>
公式:売上-変動費-固定費=利益
→営業利益が140,000円となる販売個数を■個とすると
→売上@400×■個-変動費@260×■個-固定費287,000=利益140,000
→■個=3,050個
→売上は@400×3,050個=1,220,000円(解答)
<目安>
第1問 8~12点
第2問 16~18点
第3問 12~14点
第4問 16~20点
第5問 20点
合計 72~84点
<予想合格率>
今回は商業簿記で一部捨て問が出ており、第3問の計算量が多かったので、簡単だった工業簿記で満点近く得点できないと合格は難しいです。
合格率は30%程度ではないでしょうか。
おまけ:簿記2級は実務で使う内容(利息の源泉税、定率法)が出ています。これらは満点防止の問題ですから、対策は難しく、また対策しても合否とは関係がありません。簡単な問題を確実に得点できるように苦手な分野を作らないことが大切です。
また、最近の出題を見ると、実務的に役立つ分野を出題しており、実務でほぼ使われていない、伝票会計、特殊仕訳帳、本支店会計は出題される頻度が少なくなるのかもしれません。